"マリファナばっかり吸ってるからよ!
人生の半分は狂ってるから!"
"ごめん、上手く説明できなくて…"
"これって現実…?"
【STORY】
"血を流し死んだ正体不明の男" の真相を追う警察や検死官。
"友人ディック・ロングの死" との関係を抹消したい2人の男、ジークとアール。
なぜディックは死んだのか?まさかの真相を聞いた人間は、世界一複雑な表情をすることになる…
【一言まとめ】
●またふざけてやがる(褒めてる)
●堪えつつも出る笑いが気持ちいい
●パンチが1個なのは弱め
【感想】
『スイス・アーミー・マン』のシャイナート監督が、まーたふざけやがりました。頭の中を覗いてみたいです。どんな発想してるんでしょう…
ゲラゲラ笑って楽しむより、"映画館で、堪えようにも堪えられずにフフッと笑ってしまう" というあの感覚が気持ちいい作品でした。
なので「家で観たらあんなには面白くないかもなぁ」とも思います。
死因が分かった時の自分の感情、そして死因を知った女性の複雑すぎて訳の分からない表情がジワジワ来過ぎて、映画館の色々な席から時間差で「クスクス…」「ブフッ」みたいなのが広がっていきました。
ただ、大きなパンチがそのネタだけで、あとは基本小ネタばかりなのは少し刺激不足な気もしました。
『パルプ・フィクション』を思い出していたら台詞で同作に言及してくれたのは嬉しかったです。
****って?
*****を**ことだ
パパはやってない
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観た回数:1回
直近の鑑賞:映画館(20.08.07)