初めて劇場でピンク映画を観た。
なんか途中、後ろの方の席からいかがわしい臭いがしてきたけれど、ここはピンク専門の小屋じゃないぜ。
でも臭いも、気にならないくらい面白かった。
ちゃんとエロく、ちゃんとくだらなく、なぜか品があって、そして哀しい。
たぶん、エロくだらない作品は結構あるのだろうけど、哀しいまでには到達しないのでは。
それは、俳優さんの演技力もあるだろうし、監督のエロへの敬意と、映画への愛があるからなのだと思う。
随所にアイデアが散りばめられていて飽きない。
もっといろんなピンク映画を観たいと思った。