字幕の上では違いがはっきりしているものの、音で聞いたら似てるのか、監督が取材に訪れた先でタクシー運転手だか現地コーディネーターだかに名前の似ているよしみでよろしくね、なんつってる場面が開巻近くにあって。
劇映画だったならそれこそが、思えば既にあの時に我々は奥の見えない迷宮に足を踏み入れていたのだ、みたいな場面になってたんでしょうね、みたいな。
耳慣れない人名、地名、組織名の釣る瓶打ち、誰だっけなんだっけ、つって情報整理に追われている内にめくっちゃいけない布切れの奥のレンタルビデオ屋のアダルトコーナーに紛れ込んじゃって大変な話を聞かされちゃいましたよね。
俺とか居眠りとかしててハナシ全然分かってないんで暗殺とかすんのやめてもらっていいですか?