誰がハマーショルドを殺したかの作品情報・感想・評価 - 11ページ目

上映館(3館)

誰がハマーショルドを殺したか2019年製作の映画)

Cold Case Hammarskjöld

上映日:2020年07月18日

製作国:

上映時間:123分

あらすじ

「誰がハマーショルドを殺したか」に投稿された感想・評価

監督は日本の小説も読むようでお気に入りは村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』と横山秀夫の『64』らしい。ドキュメンタリー映画であるがとてもサスペンスフルでエンタメ小説が好きなのがわかる。

監督が口頭で語る話の顛末を二人の黒人女性にタイピングさせながら章立てて話をすすめてく構成だったり、「SAIMR(サイマー)」っていう、常に白服を着ている男が組織する謎の団体が出てきたりとフィクション風な要素が独特な雰囲気を出している。

ドキュメンタリー映画では事件を追っていくにつれて「予想もしていなかった方向」に進んでいくものがいくつかあるがこの映画も途中でそういった話のツイストがある。
陰謀論にも必ずその中に社会を反映している限りなく真実味のある側面がかならずある。本当のところは結局わからないけどむしろ素直に受け取る事ができない分考えるきっかけになる映画だった。
雄二

雄二の感想・評価

3.3
誰がハマーシヨルドを殺したか?の答えはありますが、途中からは秘密組織サイマーとは?その陰謀とは?が核心となってきます。雰囲気が、ヒストリーチャンネルの古代の宇宙人を思わせるような、ちょっと都市伝説風なのに余計そそられました。。どこまでが真実なのかは各自考えさせられるところです。全体的には面白かったです!
ゆみこ

ゆみこの感想・評価

3.5
次から次へと色々な人物が登場し、焦点が移り変わって行く。

たしかに、真実を追い求めたドキュメンタリー映像ではあるのだが、事実であると断定はせず、疑念を持たせる作り方がなんとも不思議で少しばかりもどかしい。


ハマーショルドを知らなくても楽しめるし、むしろ彼のことを、事件のことをより知りたくなってくる。
知的好奇心に訴求する見応えのある作品。


スペードのエース、既視感がある。
ベトナム戦争で虐殺されたベトナム人も咥えていたような。
それもそういうことだったのかな。
わるた

わるたの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

オンライン試写会にて鑑賞。
大国の利権に真正面から挑み、
そのさなかに飛行機事故で亡くなった国連事務総長。
当時からささやかれていた暗殺説は、
陰謀の痕跡を残す状況証拠の数々により
大まかな全貌が明らかになる。
邦題の疑問は回収。

一方で、調査の途中で一端を表した謎の秘密組織から
思いがけない方向へ謎が転がっていき、
荒唐無稽さすら漂う陰謀論が展開されると
どこまで信じてよいのか混乱した。
ドキュメンタリー?フィクション?

事件のことは以前から知っていて、
事故機や生前の姿の写真は見たことがあった。
実際の遺体画像(一部は凄惨なものも)が流れ、知識でなく実際にあったこととして身に迫った。

秘密結社ですら記録や確認のために内部文書を残していて、どこかの政府は…とやや暗い気持ちになった。公文書大事。

実行現場に残された死のカード、スペードのエース。
そんなスパイ映画みたいなことあるの??とか
スコップ2本で3-4メートルも穴を掘るの?重機は?とか
利害の当事者であるアメリカになぜ調査依頼するの??とか
(メーデー民としてはフランスあたりに依頼したい)
突っ込みどころは多々ある。
考えるな、感じるんだ。

虚実のはざまで混乱しそうになるけれど、印象に残ったのは、秘密結社の関係者の誰もが口をつぐむ中、唯一証言に応じた男の「終止符を打つ時だから」という言葉。
たとえ虚構でもいい、この言葉には信じたくなる重みを感じた。
Tomoboop

Tomoboopの感想・評価

3.5
章に分かれてサスペンス小説を読むように進むストーリー。アフリカの謎の組織、遺体に添えられたスペードのエース、白い服の男、など謎が謎呼ぶ展開は、テンポが良く引き込まれました。陰謀が衝撃的過ぎて、この監督さんと証言者の皆さんは大丈夫なのか?と心配になってしまいました。。でもそこは、トークショーで語られた通り、映画か?ドキュメンタリーか?は受け止め方次第ですね。
kotori

kotoriの感想・評価

3.5
‪オンライン試写会で鑑賞‬
‪謎の事故死に暗殺計画はあったのかを追う。ストーリーはある組織が登場してから違う方向へドキュメンタリーの間を彷徨う。歴史のある一部でも知るドキュメンタリーであり、映画でした。
pherim

pherimの感想・評価

3.9
激動の生と言葉の静謐との対照が鮮烈なハマーショルドの映画化、と歓喜し観たら予想外の内容かつ衝撃的な不思議展開。

熱血国連事務総長の謎の墜落死を追う中、暗殺説を遥かに超え露見する事態の途方も無さに言葉を失うし、この絶妙な虚実混濁グルーヴは癖になる。


※後日追記予定
regency

regencyの感想・評価

3.0
1961年9月発生の、国連事務総長が乗った飛行機の墜落事故の真相を求める監督と調査員だが、事態は予想だにしない方向へ。
こう書くと、ドキュメンタリーの域を超えた陰謀がらみのサスペンスドラマだが、実際この監督は、フィクションドラマのようなカメラアングルを用いたり、調査の末に突き止めた謎多き人物のコスプレをして自ら狂言回しとなるなど、観る者を煙に巻くような演出を入れ込む。
正直、煙を巻きすぎて自身の視界を見失っているのでは?と思わずにはいられない点があるのは否めず。
しかしながら、以前に手がけた『アンバサダー』では、自ら大使になりすまし、危険を顧みずにアフリカのダイヤ密輸の現場に潜入していくなど、気概のある人物なのは確か。
闇に蠢く陰謀、得体の知れない秘密組織といった、『Xーファイル』のような『アンビリバボー』のような、月刊「ムー」の「あなたの知らない話」のような胡散臭い都市伝説を暴こうとする監督に、ミステリーハンター、もしくは「日本の矢追純一」の称号を授けたい。

より詳細なレビューは↓
https://cinemarche.net/column/dakara50/
|<