誰がハマーショルドを殺したかの作品情報・感想・評価 - 5ページ目

上映館(3館)

誰がハマーショルドを殺したか2019年製作の映画)

Cold Case Hammarskjöld

上映日:2020年07月18日

製作国:

上映時間:123分

あらすじ

「誰がハマーショルドを殺したか」に投稿された感想・評価

asa

asaの感想・評価

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まだ見ていない



























ベルギー植民地コンゴ国で出なくなったハマーショルド
英ベルギーの会社銅鉱山、傀儡国家を作ろうとした
そこへ行こうとした時に殺される
オンライン試写会にて
海外の事象についてかなり疎く、ハマーショルドに関しても全然知らなかった。
試写会の前にWikiは軽く読んだが彼の死に関してはかなりふんわりした内容のまま鑑賞。
国連事務総長のハマーショルドがコンゴに向かう道中、飛行機事故に遭い亡くなる。
事故なのか陰謀論なのか、60年近く経った今その真相に近付こうと当時を知る人を訪ねるドキュメンタリー
現状彼の死は事故で片付けられている。
墜落を見た人の証言も興味深いものばかり。
銃声、ハマーショルドだけ綺麗な状態の遺体、首元に刺さったスペードのエース、秘密組織、CIA
死人に口なし、証拠も証拠として扱われていない、全て憶測の域を超えないのかもしれない。
話が進むにつれて肥大化していき真実に近づいた筈が遠退いていくような感覚に陥る。
上映後のトークショーの面々が余計にこの話を混乱させる。
私達も知らず知らずの内に誰かの掌で踊らされているのかもしれない。
タイトルの疑問に関しては一応の結論がでますが、中盤以降主なフォーカスは秘密組織サイマーへ向けられます。

この組織はいかにもスパイ小説に出てきそうな設定なのに、どうやら実在したのは間違い無さそうなのが凄い。
その母体がMI6かも、というのも不気味で良かったです。今は引っ越し業者に機密文書を見られたりダメダメな印象が強いMI6ですが、往年の強さを垣間見た気がしました。

他にも、ローデシア、傭兵などミリタリー好きにはたまらないワードが沢山出てワクワクしました。

監督が劇中で言ってるように、構成はガチャガチャしてて前半は特に分かりにくかったのですが、ハッキリした結論が出せなかったのはむしろ誠実な姿勢に思いました。
学生の頃にスウェーデン人の友達がダグ・ハマーショルドの本を借してくれたんだけれど、私の英語力の無さで完璧には読解できず、当時日本で翻訳した書籍も見付からなかったので、今回やっと友達が話していた「最期の謎」について知ることが出来た。タイトルの本軸とは異なる新たに沸いた疑惑も秘めた作品。ドキュメンタリーて基本的に編集と音楽によって、いくらでも観ている人の受け止め方を監督が誘導できますもんね。だからこそ、監督の考えや思想が濃く表れていて、私はドキュメンタリー映画が好きです。この作品はエンタメとして観ると楽しめます。
人道派の国連事務総長の死を追ううちに巨大な狂気の尾を掴んでしまう二人の男。強烈な展開に引き込まれた。

ドキュメンタリーの場合、監督が前面に出るのは諸刃の剣だけど、今回は吉と出たのでは。つきまとう違和感が解消される中盤の「演出」が新しい。
AS

ASの感想・評価

2.0
これはフィクションではなくドキュメンタリーなんだという監督の言葉。どの口が言うかと真逆の言葉を突き返したくもなったが、そういう部分も含めて手のひらで転がされてる感じは新感覚。でもさすがにエースのトランプはやり過ぎで絶句。そういうのはMMRのキバヤシさんにでも任せておけばいい。
後に明確にされるもののアシスタントにタイプライターで文字おこしさせていく演出もしんどい。ちょっとこの監督の自己陶酔には付き合いきれない
na

naの感想・評価

3.5
第2代国連事務総長ハマーショルドの墜落死の真相を追うところから始まるドキュメンタリー。ハマーショルドがどのような事務総長であったのか、彼の理念や行動については軽く触れられるものの、作品の展開としては後半のいわゆる秘密組織サイマーに焦点が当てられる。

監督自身がわざわざ黒人女性の秘書を雇い、自らが検証した内容について彼女に語りかけ、それを彼女がタイプライターで打ち込んでいくという設定がそもそも恣意的でこれはモキュメンタリーなのでは?と思わざるを得ないところも多々あった。
それも含めて、ハマーショルドの死が国際社会によって長らく検証されなかったことにより、様々な陰謀論があらわれ、それに翻弄される人もいるということでもあるだろう。
ま

まの感想・評価

3.7
秘密組織とか陰謀論とか。

信じるか信じないかはあなた次第?なドキュメンタリー。
新感覚だった。
監督は日本の小説も読むようでお気に入りは村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』と横山秀夫の『64』らしい。ドキュメンタリー映画であるがとてもサスペンスフルでエンタメ小説が好きなのがわかる。

監督が口頭で語る話の顛末を二人の黒人女性にタイピングさせながら章立てて話をすすめてく構成だったり、「SAIMR(サイマー)」っていう、常に白服を着ている男が組織する謎の団体が出てきたりとフィクション風な要素が独特な雰囲気を出している。

ドキュメンタリー映画では事件を追っていくにつれて「予想もしていなかった方向」に進んでいくものがいくつかあるがこの映画も途中でそういった話のツイストがある。
陰謀論にも必ずその中に社会を反映している限りなく真実味のある側面がかならずある。本当のところは結局わからないけどむしろ素直に受け取る事ができない分考えるきっかけになる映画だった。
雄二

雄二の感想・評価

3.3
誰がハマーシヨルドを殺したか?の答えはありますが、途中からは秘密組織サイマーとは?その陰謀とは?が核心となってきます。雰囲気が、ヒストリーチャンネルの古代の宇宙人を思わせるような、ちょっと都市伝説風なのに余計そそられました。。どこまでが真実なのかは各自考えさせられるところです。全体的には面白かったです!