誰がハマーショルドを殺したかの作品情報・感想・評価・動画配信 - 5ページ目

「誰がハマーショルドを殺したか」に投稿された感想・評価

風呂敷を広げすぎて、回収できなくなった事を、包み隠さずに観客に投げかけてくる、不思議なドキュメンタリー。
暗殺の陰謀に迫りながら、自分たちの手に負えない、もっと大きな事件にぶち当たってしまう。
更に取材を続けて、いつの日か完全版を作って欲しい。
作品としては破綻していると思うが、行き当たりばったりな感じが心地よくもある、評価が難しい映画でした。
実際に起こった国連事務総長の暗殺から黒人絶滅のための秘密組織のことなど陰謀が凄かった。ドキュメントもので体力使いました。
ぽん

ぽんの感想・評価

3.4
ドキュメンタリー調の映画。面白みはないです。「誰がハマーショルドを殺したか」、このタイトルから議題がスタートしますが、途中???となります。人物多くて覚えてられないのと、前半は話のつながりが見えず正直寝ました。後半からグッと興味を引き寄せられます。何が言いたいかというとなかなか良かったです。
文字

文字の感想・評価

4.1
 あまり予習をせずに観に行ったが、2代目国連事務総長ハマーショルドの事故死をめぐるドキュメンタリーと聞いていたのでてっきりコンゴ動乱絡みの話かと思っていたら、アパルトヘイト体制の話と結びついた時には震えた。話が各所に飛び、また人物名も多く登場するので若干わかりにくかったが、しかし冷戦下の利害関係やアフリカ各国の現代史などの各要素が複雑に絡み合う内容なので、まだ完了していないもののむしろよく二時間の作品にまとめあげたなと思った。都度垣間見える断片のモンタージュが秀逸な映像だった。
 容易には信じ難い証言も中にはあったが、国連も再調査を続けていること、<真実と和解>委員会(TRC)でも似たような話は出てきていたので、強ち陰謀論と一蹴することもできない。通称死の工場やら生物・化学兵器工場の開発やらマンドラクスと呼ばれるドラッグの製造・タウンシップでのばらまきなど、聞いているだけで酷く吐き気を催すが、これらが秘密裏に行われていたことはTRCによって明らかにされている。サイマーやエイズに汚染されていたワクチンの話は初めて知ったが、まあアパルトヘイト体制下ならありえない話でもないなという印象。事実やその社会的影響や効果よりも、その実行に至るまでの底の知れない悪意、あるいは社会を良くするために行うという善意が恐ろしかったし、ひどくもの悲しかった。ANCが与党となった現在でも南ア政府が調査に協力しないことが、白人至上主義と言うよりもむしろ結局は資本の独り勝ちという御し難い現実を突き付けているようにも思う。これは些か意地の悪い見方だろうか。国連事務総長が暗殺されたという事然り、大きな力の上で踊らされている感覚というか、あるしゅの虚無感を覚えた。
 この作品が示していることは、真実を確定することが目的にあったTRCは未だ途上であるということであるようにも思う。証言の食い違いが示している事態はTRCが目指した赦しが未完であること、すなわち赦しの条件としてツツが明言した犯罪者が自分の過失を公的に認めるということが完了していないということを意味する。TRCはポストコロニアルの地平においてユーゴスラヴィアやアルジェリアができなかった真実委員会を開催することができたという意味では先進的であったのかもしれないが、その後の南部アフリカ社会を俯瞰してみても、和解は済んでいないように思えるし、依然として強く存在するコロニアルなマハトを感じた。アパルトヘイト体制が終焉して一定の時間が経過したから証言に応じた者もいた。真実委員会の即時性がもたらす利点の一方で、癒しや和解、あるいは赦しに必要な時間の経過についても考える必要があるように思った。
かなり昔の問題でもあり、内容もけっこう複雑ですが、現在の白人至上主義や有色人種への差別などに通じるかなり怖い内容のドキュメントでした❗

作品に出てくる「サイマー」なる秘密組織の行いが本当なら、歴史的にもかなり最悪の部類に入るんじゃないかと思うような衝撃的な内容だったので
人間は自分達の欲望のためにそんなにも残酷になれるのか……
と思うと見ていて鳥肌が立ちました💦
ハマーショルド国連事務総長暗殺について。奇妙な作りのドキュメンタリーだなと見ていたら思ってもいなかった方向へ話が転がって驚いた。
サイマー。AIDS。レイシスト・白人優位主義者の悪意。陰謀論じみているが現在に続いている人種差別問題を考えると何とも
maman

mamanの感想・評価

3.9
ハマーショルド?って誰?な状態で観た。
展開が二重構造で記者がぶっちゃけ本音を言うシーンはタイピストの人と同じような感想を持ったし、どんどんいろんな人たちが登場してとっ散らかった感がMAXになりそうになった瞬間、パーンと全ての整合性が取れる。そこには信じられないような驚くべき秘密が!
見終わってから、ジワジワと考えさせられる。もっとたくさん言いたいことはあるけど、まずは多くの人に観て貰いたい。
今のこのコロナも無関係じゃない。
猫

猫の感想・評価

3.7
濃密なスパイ系ミステリーを読んでいる気分だった。
監督自身も胡散臭くて、タイピストが二人なのは何故なのか?フィクションとの二重構造なのでは?とか思ったりした。
最初の調査からだんだん違う物が出てきて
違う獲物が出る展開に…

私自身は誠実そうなヨーランだけが信じられたなぁ。
朝イチ上映、座椅子での鑑賞で
寝はしなかったけれど、情報量の多さに
10回くらい、字幕が読みきれなかった。
本をおこしてくれないかなぁ、そしたらじっくり読めるのに……

で、告白すると
私はハマーショルドを全く知りませんでした😓
昔の話、と思って俯瞰してると痛い目にあうかも、と
この映画を観て思った次第
JB6487923

JB6487923の感想・評価

1.3
アイデアは面白いはずなのに、映画としての見どころが分からなかった…
序盤はタイトル通りに進んでいくが、追究を進めていくと関連していく事柄がどんどん出てきて脱線しそうになるが、終盤でしっかりと纏まる。序盤の登場人物の一言一句が、後々に関係する内容も含まれているので字幕を見逃せません。