春陽

Redの春陽のネタバレレビュー・内容・結末

Red(2020年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

キスシーンがキツい、中身のないラブシーンが長い、なんだか頑張っている姿が見ていて虚しい。邦画はガッツリより、ちょいエロ位が丁度良い気がするのは好みの問題かな?
塔子に全く共感できず、独りよがりで気分が悪かった。自分で選んだ幸せを自分でぶち壊して泣く。多分、死んだ鞍田をそこそこ引きずりながら、さっさと次の恋愛をして、私は幸せになる資格がないとか言って、また自分でぶち壊すような女性なんだろうな。
父親が女を作って蒸発したので、自分はしっかり家庭を作りたいと、家柄の良い大手商社の男性と結婚したのだと思う。そんなに不満がある生活には見えないけど、満足もしていない感じ。そんな時に、昔の恋人が現れる、当時の気持ちが再び甦る。(ありきたり)不完全燃焼だから火がつきやすかったのかな。
ただ、塔子の嫁ぎ先が酷い家なら同情もできるが、同居している義母もそんなに嫌味ではないし、孫の面倒も協力的に見てくれる。塔子の夫も我が儘で身勝手なところはあるが、大切に育てられた坊っちゃんという感じで、暴力を振るうとか浮気をしている訳でもなく、取り敢えずは塔子の言うことを尊重してくれているので、そこまでかな?という感じなので、ただの塔子が狂ったとしか見えず…
レビューでよく書かれて笑ったのだけど、柄本佑の「なんで結婚したの?」の台詞、まさしくそれで終わる話だった。
春陽

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