マトリックス レザレクションズの作品情報・感想・評価

マトリックス レザレクションズ2021年製作の映画)

The Matrix Resurrections

上映日:2021年12月17日

製作国:

上映時間:148分

ジャンル:

あらすじ

「マトリックス レザレクションズ」に投稿された感想・評価

ダサい、痛々しくて見てられない…。
監督と出演者が年を重ねたなら、やはりその年輪を良い方向に活用するべきであって、ただ「あの頃」を再現して欲しくはなかった(というかできてなかったし)。
『ローガン』とか『グリード』とか、いくらでも成功例はあるんだし、そのレベルに食い込んで欲しいと過剰に期待をしてしまっただけなのかもしれない(メタ表現もなんか中途半端だし)。
キアヌは大好きなので腰のひけた「やめてポーズ」と庄司の「ミキティー!」ばりの「トリニティー!」には苦笑よりも悲哀を感じてしまった。
セリフ説明が過剰なため、中だるみを通り越してもはや苦行。
面白くはなかったけど、いろいろと考えさせられるところの多い作品だった。
hibish17

hibish17の感想・評価

2.2

このレビューはネタバレを含みます

愛にフォーカスした内容。
過去作のあらゆるシーン出てきていい回想にはなるが、尺稼ぎにも見えてしまうことで後半には蛇足としか感じられなかった。
モーフィアスがよく分からん格好したり粒子になったりで、これまでの世界観を失っているように感じてしまい悲しかった。
スミスも全然違うじゃん、、、。
無印からrevolutionsまで復習して見た人は、あの時のシリーズと違うものとして腹落ちさせるしかない。
RATM流れたのはgood
るーぺ

るーぺの感想・評価

3.3
内容濃すぎて前後編なのかと思ったら、まさかの一作で完結。話の展開が急すぎて追いつけませんでした、、笑
慎一郎

慎一郎の感想・評価

3.0
映画として良くできてるとは思わない。思わないけど時代にあわせた正当なアップグレードとは言えるのかな。
加瀬

加瀬の感想・評価

3.1
数年前にマトリックスを見た程度のライト層には難しかった。
1度終わったシリーズに続編を加えることにおいて、メタ的な視点による新作はマトリックスならありだろう。他の作品においては批判されて正解だろうがマトリックスなら正解だと個人的には思える。
過去作と重なる箇所が多々あり、物語の追体験としても楽しめる。
アクションに目新しさはないけど現代のアクション作品を見ると仕方がないのだろうな。世界観でアプローチをかけるのは正当な手段だと思える。
これは、、ダメだ。

ウォシャウスキー監督が再びメガホンを取り、キアヌ・リーブス、キャリー=アン・モスといったオリジナルメンバーで続編が作られた、ということでどういう作品になったんだろうと期待して行ったが、、。

結果、これまでの作品の焼き回し、どころか焼き回しすぎて劣化コピーのような残念クオリティーのものが出来上がってしまった。再び人工培養器から生み出されるネオ、カンフーによる指導、ハンターっぽい人たちとの攻防。「見た見た、見たって!」というシーンのオンパレード。

まあストーリー上そうなってしまう必然なシーンなんだが、じゃあ作らなくてええやん、と。過去作の映像を断片的に見せてメタメタに、自嘲的に、引用する会話とかは面白かったんだけど、やりすぎな感もあって最後のほうはサムい感じに。

どうやらウォシャウスキー姉妹のうち姉のラナが両親の死を受けて創作したらしい。それ自体はいいのだが、どうも懐古というのはオリジナルの壁を乗り越えられないのかなーと思ってしまった。

映画の記憶があるうちに過去のマトリックスをゆっくり見返したい
Yuki

Yukiの感想・評価

4.1
許すって大切
第一作は超えられないにしても、2・3のなんじゃこれ…がまた来るのではという見る前の予想はいい意味で裏切られた。時間空けて作る続編は、そこまで積み重ねた作品をフリにしてやるくらいの気合がいるんだな。ターミネーターみたいに「『2』まではよかった」というファンの声を丸呑みするのもまぁありなんだろうけど、ちゃんと三部作踏まえた上で新しいことをやろうとする気概を感じた。苦痛だろうけど、これ観るなら三部作観てからの方がいいでしょうね。三部作のネタバレ避けてこの作品に言及するの無理だし。

もしかして今までのって全部…?というところから始まり、やたらに「素晴らしいトリロジー」と連呼し、「ワーナーが言うから続編を作らないといけないんだ」「もう終わったものなんだから…」というやりとりまで入れてくるメタ描写。言い訳がましいといえばそうなのだけど、「目の前にある『現実』は本当に現実なのか?」という一作目の問いを今やるならこういうやり方になるだろうなと納得させられた。ことさらに強調される「バレットタイム」もそうで、「あ、これああいう技術で撮影された映像だな」と思いながらも楽しめるかどうかみたいなことなのだろう。仮想現実とかも今の方が相当に身近になってるし、その辺りのアップデートという意味でも「これが全部ゲームだったとしてどうする?」という角度を足したのは面白い。

最終的には『リローデッド』以降特に顕著になった、「ネオとトリニティの関係性に周囲が振り回される」という展開になっていく。今作に至っては「二人が巡り合うととんでもないことが起きる」「世界の存続(というか今後のあり方)が二人にかかっている」という、セカイ系というかなんというかな境地にまで達している。過去作のキャストがいなかったり、老人になっているせいで余計そう感じるのかも。日本の漫画アニメなどにもかなり影響を与えたであろうシリーズが、いまやセカイ系みたいになっているというのも面白いな。旧作も攻殻機動隊とかAKIRAからの影響が強いらしいけども…。

その「結局ネオとトリニティのドタバタ」というのも自覚あるように見える。うっすらと同窓会ムードが漂っているというか、過去作と比べると角がとれてゆるくなっている印象。これもまたメタな話だけど、よくネタにされるオフのキアヌのゆるゆるっぷりも利用されているのでは。「あれ、飛べないや」みたいなギャグ、旧作の雰囲気だと馴染まなかったよね。味方の死者も多くないし、旧作の要素も込みで今リブートしたこと自体ファンサービスという部分もあるのだろう。マトリックスの中の世界では相変わらずかっこいいネオとトリニティだけれど、現実世界では丸坊主中年カップルというのも狙ってやってるんじゃないか。

「時間が相当経過しているために肉体を失っている」という設定のモーフィアスはともかく、エージェントスミスは姿が変わっている理由がない気がするのだが。そこは寂しいけれど、作中の活躍は激アツ。あれだけしつこかった反省もあってか、「共通の敵が現れたことでかつての強敵と一時的に共闘する」という最高に熱い展開をやってくれた。「さらに完璧になった。青い瞳はやりすぎだ」という台詞の通り、かなり美形になったスミス。以前の癖の強い顔面も好きだったけどなあ。微妙に弱い、というモーフィアスポイントを突いてきたのも良かったし、肉体を失って粒子になっているからこその展開もあって良かった。ただ、機械と協力できるようになった経緯や新型のキャラ設定、ネオによって平和がもたらされた後の世界については説明不足の感が否めない。その割にこんなに長尺じゃなくてもやれたのでは?という内容だったし、もう少しコンパクトにまとめることもできた気がする。でもつまらなかった『レボリューションズ』を思い出せば耐えられないものではない。サティの両親は人格ごと消されてるのに、モーフィアスの方はソフトが残り続けてるのはなんでなの。

前作の最後で約束された「平和」はひとまとまりの「人間」vs「機械」の戦争の終わりでしかなく、機械同士もグループに分かれて戦争している…というのが『レザレクションズ』時点での状況なのか?ただエネルギーを賄っているのはネオとトリニティを閉じ込めていた塔(と、未だに存続し続ける人体に夢を見せ続けるマトリックス)のようだし、機械軍の勢力分けは何によって成立していたのだろうか。アーキテクトとは別人のように思われるアナリスト、独立した複数のAIがそれぞれ勢力を率いて戦争しているということなのか?ここまでのシリーズ3作品でわからないことがカンストしてるので、今さら気にしても仕方がないのはわかるが。あとネオだけでなくトリニティもネオに類する能力に覚醒していたようだけれど、ネオ-スミスの対も崩れてしまったな。なんだかんだ言っても「ネオに助けられる女」という存在だったトリニティ像のアップデートなのかもしれないけど、スーパーサイヤ人とか天衣無縫の極に目覚める人が次々現れたときのような感覚。ゆるい暮らしを送ってたり「飛べない!」のギャグもあったりでネオの絶対性は逆に損なわれたな。面白いからいいけど。

ただ、ゲームの中の達成が現実とどうやってリンクしていくか、ゲーム的世界観で捉えた現実をどうやって生きていくか?という話は『フリー・ガイ!』が、「ここまでシリーズを応援してくれてありがとう、みんなも頑張れよ!」というのは『シン・エヴァ』が、それぞれより高い精度でやってくれているので、取り立てて扱うトピックが目新しいとか、テーマが優れているとは思いませんでした。でも三部作観た上でこのお祭りに参加できたというのは良かったな。トランプ支持者に「赤い錠剤」の言葉が使われたときにウォシャウスキーがブチ切れてたのもあるし、「そういうことじゃねんだよ!」という表明のためにやり直した節もあるのかな。ただ、「この世界を作り直す」と飛んでいったネオとトリニティ、虹をかけるのかなんなのかわからんけど、それは結局仮想世界の中の話というのは変わらないのでは。「幻から目覚めて現実を生きろ」というのを過去三作でやっていただけに気になる。アナリストとの問答も「このアバターにはこっちの服が似合う」程度の議論にしかなってないような。ネオとトリニティが塔から離脱した以上、エネルギー問題も必ず生じてくるよね。「…というお話でした!」とも取れるエンドロール後のシーンで最後まで煙に巻かれる感じで、現実がそんなに大事か?というのはわからなくもないにしても「自分の信じた道を行けよ」という主張は、結局(ウォシャウスキーがキレてる)Qアノンみたいな発想にもつながりかねない気もする。
過去作を予習復習していかないとツラい
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