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地獄の黙示録 ファイナル・カットのRIOのレビュー・感想・評価

4.8
花の強い香り 極彩色の安息の地 
そこで私は悪夢に首まで浸かっている
音もなく纏わりつく虫を追い払い
甘ったるい空気に耐えている

奇襲という名の殺戮 屠殺

常軌を逸する光の中でこの戦争で
在る場所があった人間は1人として見当たらない

何回も観れるもんではないです
もうホントにウザいアメリカ
何回でも同じ事を繰り返す

見終わった後の悪臭に虚しさ
コッポラは凄い
細かいところの1つ1つに意味があり
その中身はまるで無いという逆説

カッコ良いと思う自分のなかの何かと抵触する
ただただどうしようもない気持ちに堕ちる
そのものがこの作品の本質だと思う

マーロン・ブランドの聖なる野獣っぽさが
気持ち悪くて最高
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