ゴリアテの憂鬱

地獄の黙示録 ファイナル・カットのゴリアテの憂鬱のレビュー・感想・評価

4.5
当初ジョージ・ルーカスが監督を務める予定がベトナム戦争中で企画が通らず、その後ルーカスがスターウォーズを制作することとなった為に本作の権利をF.F.コッポラが譲り受けることになる。

マーロン・ブランドとの確執や撮影地に台風が直撃したり、撮影は難航を極めるが、多額に膨れ上がっていく製作費をコッポラ自身が資産を全部差し出してまで完成させた執念の作品。

戦争への皮肉やアンチテーゼが、センス抜群のブラックジョークで詰め込まれています。

監督がコッポラで良かったと思える、圧倒的な内容でした。

素晴らしい。