ドクバリ

めまい 窓越しの想いのドクバリのレビュー・感想・評価

めまい 窓越しの想い(2019年製作の映画)
3.4
分かったような気になることは出来なくもないけど、やっぱ良く分からないかなぁ、、みたいな映画でした。

🇦🇷ストーリー
〜公式サイトより抜粋〜
高層ビルにあるオフィスで働くソヨン。契約社員としての生活、誰にも打ち明けられないジンスとの社内恋愛、毎晩かかってくる母親からの電話。安定した生活を求めるソヨンを取り巻く環境は、どれも不安定なものばかり。これ以上絶えることができないと、彼女の中で緊張の糸がぷつんと切れてしまう。そんな時、オフィスの窓の外からロープにぶら下がったままソヨンを見つめる清掃員のグァヌと出会う。
🇦🇷

物凄くスローなストーリー展開と舐めるようなカメラワークが、主人公のソヨン(チョン・ウヒ)の生きている世界そのもの映し出しているようで感情移入しやすかったです。

ツいてない時には立て続けに不運なことが起こるものですよね。
そして精神のキャパを超えた"憂鬱"は"めまい"という形で体にシグナルを送る。
その一連の流れからのめまいの描写がとてもキレイでした。

これだけだと、"82年生まれ、キム・ジヨン"とかなり似た作品ですが、本作はそこに、窓拭き清掃員の要素が追加されます。

そして、この追加要素が自分には余分に感じてしまったという、、、
ラストの謎展開もこの追加要素に起因するものですし、なんというかゴールテープ目前でズッコケてしまったかのような切なさを感じました。

あのビンタと日付テロップの意味、、誰か教えて、、
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