カンパッチー

ドラッグ・チェイサーのカンパッチーのレビュー・感想・評価

ドラッグ・チェイサー(2019年製作の映画)
2.5
運び屋ニコラス兄貴はやっぱり不死身で無敵だと信じていました、えぇ最後までは。

薬物の流れやレートの上がり方などが分かるのは面白いのですが、物語的に盛り上がりが一切なく淡々と過ぎていくので薬物のドキュメンタリーを見ている気分になります、そして熱血女性捜査官も身内の姉がローレンス・フィッシュバーンの混ぜ物のドラッグでオーバードーズで亡くなってしまったことで躍起になるのはわかるのですが、姉、完全に死んだの自業自得じゃね?フィッシュバーンを恨むのは分かるけどニコラスに対しては逆恨みじゃないかと。元締のボスに会ってるんだから、そっちを何とかすればいいのに。

パッケージもてっきりフィッシュバーンとニコラスがタッグを組むんだなと思ってんですけど、全然違いましたね。フィッシュバーンだから火あぶりやリンチとかされても死なないんじゃないかと錯覚してしまいましたが、そんなこたぁないし、相方もバカすぎるし、バカすぎて簡単に警察に口割りすぎだし、携帯などミスが致命的に多すぎる。ニコラスのキレ芸も今回は冷静なプロフェッショナルなのでほぼ最後の瞬間まではないのも残念!というかなによりも出番も少ない!