このレビューはネタバレを含みます
うーん、何だったんだこれは。
彼女忘れられません!という若者のダメダメ恋愛を、人間くさくていいよねとか、わたしもあんなことしたなあ、とか、そういう共感力が必要なのかな。
誰一人魅力的なキャラもいないし、是枝監督の作品だってなにかしら意図が感じられる、学びがあるものだが、この映画からはダメダメ感が伝わってくる。同じ日常を描くならおばあちゃんとかの日常の方がほっこりしていいけど、痛々しい、侘しい、恥ずかしい、とかがウリなのだろうか。
これに殺人!が加わると「メランコリック」みたいになってまだ見れると思うんだが、見どころってものが、いまいちわかんなかった。
役者志望なのに、よくほとんどバイトもしないで外食したりするお金あるよね。