KEIYA

マザーレス・ブルックリンのKEIYAのレビュー・感想・評価

マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)
3.7
エドワード・ノートン監督・主演の探偵ミステリー。1950年代のNYを舞台に、ブルース・ウィリス演じる私立探偵がある事件の捜査中に殺害され、ノートン演じるトゥレット障害を持つ弟子の探偵が、師が追っていた事件の真相と彼を殺した犯人を捜査するミステリードラマ。

当時のニューヨークを描いたセットやロケーション、装飾、そして、ジャズ音楽やトム・ヨークの楽曲は雰囲気があって引き込まれた。エドワード・ノートン演じる主人公はトゥレット障害という、頭に浮かんだ事などを意図せず口にしてしまう障害を持っており、劇中、他の登場人物に対して思わず叫んでしまう姿が、見ていて愛らしく滑稽で終始癖になった。
ラストはひねりのあるエンディングだが、それまでの中盤が長く、あまりテンポが良いものではなかった。俳優陣の演技は脇も含めて、登場人物が確立されていて素晴らしかった。
KEIYA

KEIYA