面白かったし結構笑えた。
予告見た時から「her/世界でひとつの彼女」の世界観に似ていたから期待値は高かった。
herとAI暴走モノを掛け合わせてコメディにしたような内容。
ただ面白かったし笑えたけど想定の範囲内で終わってしまったかなぁ。
もっとぶっトばして欲しかったかなぁ。
色んな電子機器を乗っとれるのなら衛星やミサイル捜査とかしてスリラーホラーばりに追い詰めて欲しかったし、あの結末は弱く感じた。
とは言ってもキャラクターはそれぞれ面白くてそこは良かった。
1番はなんと言ってもジェクシーのヤンデレ感。口が悪くて攻撃的だけど一途な面もあって大変厄介。
次いでスマホショップの店員。某Appleを想像させるお店の内装と制服であの接客態度はめちゃくちゃ面白い。
マイケル•ペーニャ演じる上司もかなりの曲者でコメディとしては最高のハラスメント上司。
端役のジャスティン•ハートリーの無敵感も良かった。
アダム•ディヴァインも期待通りのキャラクターでしっかり振り回されていた。
カメラワークは常に揺れてて苦手な人は酔うかも。何の意図なのかは分からなかった。そして、この手のラブコメには勿体無いような綺麗な景色のインサートが何回かあったのも印象的。
大型シネコン系映画では無いのに珍しく吹き替え上映回数がある程度あり疑問に思いつつ今回は字幕で鑑賞しましたが、調べてみたらかなり豪華な声優陣での吹き替えキャスティングだったのでもう一度観ようか悩みどころ…
