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郵便配達は二度ベルを鳴らすのsonozyのレビュー・感想・評価

3.7
原作はジェームズ・M・ケインによる1934年の同名小説「The Postman Always Rings Twice」。
4作品の映画化がされてますが、こちらは1942年のルキノ・ヴィスコンティ長編監督デビュー作で「ネオレアリズモの先駆的作品」とされてますね。
原作者の許諾を得ることなく映画化された作品のため、イタリア公開時に数日で上映禁止となり、長らく「幻の処女作」と呼ばれていたそうです。
この作品の原題はイタリア語の「Ossessione(妄執:強迫観念に取り憑かれていること)」。

ジャック・ニコルソン&ジェシカ・ラングの1981年公開作の方は昔見たと思いますが、これは初見です。

イタリア北部の田舎町でレストランを営むブラガーナの妻・ジョヴァンナ(クララ・カラマイ)は、歳の離れた夫ブラガーナ(ファン・デ・ランダ)との生活にへき易していた。
ある日、店に現れた流れ者・ジーノ(マッシモ・ジロッティ)に魅せられ、すぐに不倫関係に落ちた彼女はジーノと協力し、事故死に見せ掛けて夫を殺害するが・・

ジョヴァンナとジーノが一目会った時からエロ視線絡ませ過ぎ!笑
ブラガーナは予想外に歌が上手い!
ジーノ(マッシモ・ジロッティ)は、ロクに仕事せんし、女好きだし、漂い系・彷徨い系のしょーもないヤツでした。笑

いずれにせよ、郵便配達(人)はまったく出てこない映画なのがややこしいですね。^^;
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