水曜日は、短編映画の日。
空想好きの主人公。
お掃除しながら、あらゆる空想を繰り返す。
ゾンビやモンスターが襲ってきて、銃をぶっ放す。
時には、ライトセーバーを、ぶんぶん振り回すことも。
やがて、空想好きはエスカレートしていき、目の前にカメラ。
自分が女優になった空想をし、別人に成り変わっていく・・・。
自分も空想の世界では、英雄だ。
何度、世界を救ったことか?
自分に惚れたお姫様は、数知れず。
左手にギター型マシンガン、右手にライトセーバー。
右足に未来の靴(自動調節つき)、左足にペンギンブーツ。
バットマンのアーマーを着こなし、スーパーマンのマント。
真っ黒なサングラスに、カウボーイハット。
空だって飛べちゃうぞ!
自分の人生に自信が持てない。
なら、いっそ別人に成りたい。
まるで、俳優さんみたいに、日々、別の役に生まれ変わっていく。
赤の他人になれれば、どんなに楽なことか?
あの愛すべきヒーローになったと思えば、少しだけ勇気が湧いてくる。
ここで、レビューを毎日書くことも、ある意味、空想。
空想を、何も気にせず好き勝手に書いている。
そんな自分は、普段はとっても大人しくて、か弱い男の子なのよ。
と見せかけて、実は女の子かもしれない。
普段とは違った自分が、キーボードをタタタンと打ち続ける。
これからも、ここで永遠に自分勝手な空想を書き連ねていきたい。