これはリベンジアクションというよりは家族愛を描いたヒューマンドラマですね。復讐はただの添え物に過ぎず、スカッともせず人間臭くカッコ悪い話が展開される。
それは意味あることなのか否か…そんな葛藤のモヤモヤ切ない物語。
不眠症が物語として意味あることだったのか…ノーマークでした。
自分でも薄々分かっていてもすがりたかったと考えると切ないが、それでもやっぱり強引さと都合の良さは気になる…。
あの娘の一撃は余計だったな…話を聞いてあの行動はバカなのかな…理解出来ません…。
アメリカの刑務所事情は分からないけど、あんな何もない田舎で夜に出所なんてあるのですかね?あるとしたら刑期終えたら出てけ後は知らんみたいで酷いとしか思えませんね。
映画的な雰囲気作りの為の演出であったと思いたい。
最近はキワモノ扱いですが本来は演技派で、特に病んだ役を演じさせたらピカイチののニコラス・ケイジさんの本領発揮でこれはこれでアリです。
しかし…やっぱりジャケット詐欺でスカッとするリベンジアクションを期待した私はちょっと残念な作品でした。
まとめの一言
「親父、最悪の結末だな」