柊

街の上での柊のレビュー・感想・評価

街の上で(2019年製作の映画)
3.5
この内容で130分は無駄に長すぎる。
始まってすぐグダグダな内容プラス下手な芝居で早く終わらないかなぁ感が強かった。

我慢して耐えられたのは下北沢だから。これが似たような阿佐ヶ谷とか高円寺とかなら絶対寝てた。
そして我慢しながら観ていて、朝5人揃ったあたりでようやくいろいろ面白さがちょっと出てきた。そうかこれはグダグダなコメディだったのかと。成田凌を振って、若葉竜也に行くってだけでコメディだ。

若葉竜也芸歴は長いみたいだけど、出てきたのは最近。でもやっぱり華がねぇ。ないねぇ。朝ドラでも思ったけど、良い人役でもクズ男の成田凌の足元にも及ばないように、ここでもなんだかなぁ。素人か?素人さん集めて映画作って、売りは自然体な今時の若者の生態です。って作品なのかな。そう捉えると納得。

男性出演者はみんな何か気持ち悪いし、女性出演者はどいつもこいつも性格悪い。特に監督役の子。素が出てる感じがしてどうにも受け付けない。古川琴音も喋り方、何かの時の役を引きづっているみたい。本当はどんな感じ何だろう?

そして最後のケーキ。いくらなんでも無理だろう。板チョコ部分なら100歩譲ってありかもだけど、ケーキ本体はカビだらけが順当なんでは?
ケーキって、その日のうちにお召し上がりくださいだよ。表面の白いのはカビだよね。だって最初はチョコレート色だったような?それを食べるって…それも女性が。笑って終わったけどお腹壊すよ。

今この時点で、今泉監督が世に送り出した作品がこれって?よく意味がわからないけど、スポンサーとかの制約無しで自由に作りました?的な事なのかな。クオリティは低いけど観られなくも無い。特に下北沢沿線で生きている人にとっては。
柊