パピコ

映画は映画だのパピコのレビュー・感想・評価

映画は映画だ(2008年製作の映画)
3.5
スキャンダル王で共演してくれる人がいなくなった俳優。映画作るために俳優が夢のヤクザにヤクザ役をオファーする話。
撮影なのか現実なのかわからなくなる

本物の演技とは。リアルと演技の違いは。
リアルを大事にして撮影中にリアルケンカになりタコ殴り、本番中にほんとに女性を襲うヤクザ。
俳優としてプライドを持ちながら、演技をしながら見映えを気にする俳優。
どちらが映画としていい演技なのか。

ヤクザがかわいいしシュールで笑った!
撮影オフ日に人殺して 
映画のセリフを現実シーンでかっこつけて言う
俳優の車で爆走してサングラスしてかっこつける
撮影中とわからず人助けして、女性に好かれてホテルへ

でもこの映画自体がフェイクな演技の世界っていうのが面白い。
映画と現実は違う。けど一瞬でも現実に重なりリアルが見えると映画は輝く。

監督の「監督にもわからないことがある。わかるのは役者を信じることだけだ」
監督が信じたからこそとれた泥まみれの格闘シーンは最高でした!!

2人の歩む道は違うという終わり方は悲しいなあ
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