このレビューはネタバレを含みます
【ローラ - 旦那:ディーン】
旦那に浮気の疑念を抱き
車内でその相談をしている
ローラの横顔 ( 視線 表情 動き ) は、
事実が襲う 緊迫感があり
リアルだった .. つらい
旦那の浮気を疑い
自信を失い すり減っていく姿 や
真実を知り
一瞬で満たされていく姿 に
「ひとりの人間に 関心を持たれているかどうか」に
一喜一憂 振り回されて
結婚って
人生って
酷だなと思った ..
【ローラ - 父:フェリックス】
女好きで 人たらしな
フェリックスの
前時代的な発言や価値観は
肯定できないけど
事実だなあ。
( 男性は感情のフィルターを無視する )
娘に肩入れし
今でも最大の愛情を注ぐのは
最高の父親像だけど
家族への愛情 と 人生の謳歌 (家族を裏切るようなこと)
は彼にとって両立する物なの?
後ろめたさはないの?
【その他】
「ロスト・イン・トランスレーション」では
ビル・マーレイが
“中年の危機”真っ只中で
スカーレット・ヨハンソン演じるシャーロットに
「ポルシェは買った?」と
聞かれていたけど
「オン・ザ・ロック」では
“中年の危機”の娘 を持つ 父親を演じながら
真っ赤なアルファロメオで
信号無視していたのが
面白い