小津安二郎へのリスペクトを込めた前作で話題を呼んだコゴナダの最新作。彼が何人なのか不明だけど、東洋の美に相当関心があるのが伝わってきた。女の子が中国からの養子って設定だったけど、名前がミカだったし結構日本っぽいなぁと思った。
自分が養子であることに孤独感を抱く女の子に対して、ヤンが木の枝の例え話をするところが印象的。
AI映画となるとシンギュラリティだったりディストピアになりがちな流れの中で、「兄を失う」というシンプルなテーマを落とし込んだのが凄い。
ヤンの記憶に入るシーンも斬新だけどありそうで良かった。
音楽すごいいいなと思ったら日本のアーティストで歓喜。