ホイットモア大統領

月影の下でのホイットモア大統領のレビュー・感想・評価

月影の下で(2019年製作の映画)
3.6
9年おきの周期で起こる連続殺人事件。
被害者に共通するのは、首筋に残された3点痕とデロデロに溶けた脳みそだった。
そして、殺したはずの容疑者もまた現れる…すべては「月影の下で」。

SFハードボイルド・ミステリーといった趣き。

SF要素に関しては、実はまんまあの映画なんだけど…
それを言ったら核心をつくから…
あー、言いたい!RGばりに作品名言いたい!!

そんなNext 大統領's HINTは、“自分” かな。

個人的にそのSF要素はむしろ余計かなと思ったし、前半の推理展開の方が好きだったけど、本筋はそこじゃなくて、1人の男の愛と覚悟に満ちた人生の物語でした。

仕事に没頭しても、人生を棒に振っても、たとえ不器用だとしても、娘を思い続ける親父の愛は運命さえも変えるんですよ…泣

ボイド・ホルブルックさんはウルヴァリンやプレデターとタイマン張った人。
そこはかとない浅はかさと渋みを同居させられる良い役者さん。もう5年ぐらいするとさらに円熟味が増して良い感じになりそうな気がする!

あとこういう作品はいつも、「鶏が先か、卵が先か」て考えちゃうから、夜も眠れなくなっちゃうんだよね笑
そしたら朝が来て、夜が来て、朝が来て…
また「月影の下で」お会いしましょう。

【追伸】
いま、ゲジゲジを倒しました。
「Flawless Victory.」