基本劇場で鑑賞したものだけスコアつけてるのですが、凄く心に響いたので。
私は特に無宗教だし、神の存在は信じていないけど、人の心の中にある優しさや愛が、何か大きなエネルギーを持っていることは感じていて、本作はそれを再確認させてくれたような。
映画だから全てが事実ではないし、もちろん当たり前に脚色もあるし、カトリック教会に対する賛否両論あるのも分かるけど、この作品が伝えようとしているメッセージはもっともっと大きな、それこそ【神】がもしもいるのれあれば、その本質的な部分なのではないかなと思った。
フランシスコが教皇になった時、最初に発した言葉、「涙を流すなら、嬉し涙でありますように。」ここに込められた意味を考えると涙が溢れた。
過ちを認める事、内省する事、自らの行動で償うこと。
異なる意見に耳を傾け、話し合い、歩み寄る事。
宗教を超えて、今の世界に大切なことを考えるきっかけを与えてくれる作品だと思った。
世界中の人に優しい気持ち、愛が届きますように。
そんな気持ちでおススメしたい作品です。
