こんな事を言ったら大変大変失礼なんだけれど、私はおじいさんものに弱い。
ローマ教皇という信仰の頂点の存在をこんな風にチャーミングに、正直に赦しをこう側の人間として描かれた作品はないのではないかと思う。
この作品はほんとに美しい。
ホルヘの回想は苦しいのだけれど美しく描かれて、バチカンの儀式や教皇を取り巻く人々も美しく、システィーナ礼拝堂はもう圧倒的に美しい。
そして2人の教皇がほんとに美しい。
人は神の中にいる〜他にもたくさんの美しい言葉も散りばめられている。
DVDが発売されたらきっと買うな。
私には宝物のような作品。
カトリック教に興味のない方には少し途中退屈かもしれないとは思う。