ウェンディゴとは「食糧難で仕方なく人間を食べざるを得ないストレスを受け入れる為にネイティブアメリカンが考え出した悪霊」である。憑依されたら隣の人が御馳走に見えちゃうんだもん仕方ないよね🍴日本で言う「妖怪のせい」ってやつだな🤔
そんなウェンディゴを現代に持ってきた様な暗ぁいド鬱ホラー。最後には全身を見せてくれるんですが「ザ・リチュアル」のアイツに似てる。でもCGは一部のエフェクトだけで基本はブツを作って撮られてますナイスぅ！
現代における飢餓に「家庭問題」を持ってきたのがまず暗い。心に闇を抱えてるくさい生徒を助けようと奮闘する担任教師もまた虐待を受けたトラウマを持っており、その生徒のパパは薬物中毒者。そもそも舞台が寂れた田舎の廃坑町でひたすら曇天灰色もしくは雨って…😰どんだけ落ち込ませようとしてくるんでしょうあぁ気が滅入る
グッドデザインの伝承クリーチャー×ショタの取り合わせ…って事で（？）デルトロが総指揮に名前を出しています
一応ミステリー形式になっていて、児童虐待だと思ったら事実はとんでもない事になってましたー☆みたいなドヤ顔ネタばらしがされます。でも割と序盤から真相を見せてしまってるのでほとんど驚きはありません。めちゃくちゃ美しく撮られた寒々しい田舎町とカメラワーク、モンスターの造形に数分ウォー！✊ってテンション上がって終わりの映画でした。あまりオススメは出来ないや…
食人という事で、美味しい部分を食い散らかされてゴッソリ体積の減った死体がいくつか出てきます。事後なのでグロという感じではないんですが大変デキが良いため苦手な方は注意が必要です。私は「宿主が出ていった抜け殻の死体」に感動した。あとレザーフェイス💮
