せりな

世界一不幸せなボクの初恋のせりなのレビュー・感想・評価

世界一不幸せなボクの初恋(2019年製作の映画)
3.5
ラブコメとして描かれてはいるけど、ストーリー自体は結構真面目。
喜びや幸せを素直に受け入れられなかったからこそ、日常のささやかな幸せが際立って見えて、マーティン演じるチャーリーが魅力的なキャラクターに感じられた。
恋愛がベースにはなってるけど、幸せについてとか自分の気持ちを素直に表現する事について掘り下げていて面白かった!
また、実話が元になってるからナルコプレシーやカタプレキシーの大変さも知れて良かったかな。

カタプレキシーは笑いとか喜びが誘引となる事が多いそうだけど、原因はまだ解明されてないんだね。陽性の情動で引き起こされるから「Ode to Joy」ってタイトルなんだろうな。原題はセンスいいのに邦題はもう少し何とかならなかったのかな…
せりな

せりな