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ビクター/ビクトリアのおっとのレビュー・感想・評価

ビクター/ビクトリア(1982年製作の映画)
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2時間を超える作品なのにめちゃくちゃおもしろかった
女の人が女装の男が女装しているところを演じるややこしい

展開も脚本もショーも飽きが来なかった。
なんならめちゃくちゃ笑った
ラストのショーシーンはほんとにおもしろかった…脚本と構成がすごくおもしろい。

ジュリーアンドリュースの歌声やダンスが本当に素敵。そして男装がかっこいい。
日本でも何度か元宝塚の方がミュージカルで舞台公演をしているけれど、そういったプロの男装(笑)とはまた違う初々しい女性らしい男装が素敵。
画面越しで、映画だから余計にかわいらしく見えるんだろうけど。
というよりも、ジュリーのことを大好きな旦那さんがジュリーのために作った脚本と音楽で、ジュリーのかわいらしいところ、かっこいいところ全てを出して、ジュリーの歌声の低音のかっこよさやソプラノの素敵な響きを余すところなく発揮している映画なので悪いわけがない。
彼女のための映画なんだから…
でもそれが滑っていなくて、完全に作品として独り立ちしているからこの映画はすごい。素敵。

ラカージュとはまた違うゲイのショー映画でおもしろかった。

ただゴキブリがめちゃくちゃ映るから嫌いな人はがんばって。でもおもしろいよ。
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