81分という短い作品。森山未來に惹かれ、鑑賞。
主人公の少年・オルジャスが登場した時、目元などが森山未來によく似ていると思った。恐らく劇場内のほとんどが思ったであろう。
シンプルな作品。馬飼いの父親が市場へ馬を売りに行く。オルジャスは一緒に行きたいが、母親とトマトを摘むことに。父親は帰って来ない。そして森山未來演じる男カイラートが現れる。
森山未來の存在感があふれる作品だった。
敵を追い愛する者を守る西部劇的な展開、多くを語らないカイラートの姿も魅力的だった。
どこまでも広がる草原の光景が美しいカザフスタン。父親を失った少年も父と同じ馬飼いになるのだろうか。