劇場版 そして、生きるの作品情報・感想・評価 - 3ページ目

上映館(14館)

「劇場版 そして、生きる」に投稿された感想・評価

mura

muraの感想・評価

4.0
歳とともに涙腺が弱くなったことは自覚するけど、こういった若い男女の「小っ恥ずかしい」恋愛を応援したい気持ちになるとは 笑

それでもやっぱり、涙腺が崩壊したのは光石研と萩原聖人のやり取り。ふたりともうまい。

東日本大震災後、盛岡に住む瞳子は気仙沼でのボランティアに参加。作業に当たったのは実家と同じような理髪店。そこでボランティアの大学生をまとめる清隆と出会う。瞳子は清隆に惹かれるが、一方で陰がある表情も気になって。実は瞳子も清隆も親を早くに亡くし、親族に育てられていた。ふたりは相思相愛でつき合いを始めるが、瞳子は清隆を思うがゆえに身を引く
ことを決める…といった話。

切ない。あまりにも切ない。いや、ちょっと行きすぎなんじゃないかと思うほど。

子になろうとした子と親になろうとした親と。家族になろうとした人たちの切ないけど勇気あふれる物語って感じ。

そして「生きる」ということが意識される。家族が命をつないでいく話であるとともに、人が生きる意味を探していく話。

で、有村架純と坂口健太郎となると『ナラタージュ』か。こういうのを俳優はどう思うんだろう。
yukimi

yukimiの感想・評価

4.4
1人の女性の人生を描いた作品。

元々はドラマの作品の様で、それを映画に詰め込んだ感じで、割と展開が早いのと、震災も舞台に含まれる為、若干ショッキングな場面ありです。

いやぁ…泣いた。
最初からかなーり泣きました。

まさに、生きる。ってことを描いていて、生きていてままならないコト、避けられない悲しみ、そして幸せと喜び。
その中で幸せと喜びを感じる時間は比較的短いけど、みんなその短い幸せと喜びの中に人生の意味を見つけて、また生きていく。

そんなメッセージを感じました。

強くて素敵な映画でした。
ドラマでみた
人との対話が妙にリアルだった
天音くんがよかった
事前に次から次へと色んな事が起きて…とは聞いてたけどここまでハードモードの人生だと思ってなかった。
最初からショッキングなシーンでびっくりしてしまった。
でもこれが現実か。こわい。こわいな。
両親を亡くし、父の兄に育てて貰った瞳子
女優を目指し、オーディションを受ける予定が前日に東日本大震災で被災し、気仙沼にボランティアに行く…という入り
いや、本当にハード過ぎる…彼女自身が家が潰れたとかでは無いけど辛いものを見過ぎてる。
そしてその現実から目を背けられない。
ボランティアで出会った清隆とゆっくり仲を深めるが決め手はなく、一段落し、再会して、結ばれる。
でもそこからお互いの夢に向かって頑張ろうって言ってたけどそう簡単にはいかなくて。
どうしようもない気持ち、相手の為を思う気持ちがぐちゃぐちゃになって辛かった。
言わなかったのは彼女の優しさ、知らなかったから仕方のない事
少年の可哀想だから…の部分はチクリとした。
私たちの善意は当人からしたら憐みと取られてもおかしくないのである。
沢山のどうしようもない事に対してやりきれない気持ちが溢れて、でもたらればが出てこない。
そんなことただの蛇足だった。
幸せになって欲しい人、幸せにしたい人、色んな人の幸せの矢印が目茶苦茶に飛び交ってて上手くいかなくて、なんて群像劇なんだろうと思った。
でもこれって本当にリアルで私の身にも近い事があった。
だからこそ余計感情移入してしまいやりきれなかった。

私にもどうしても幸せになって欲しかった友人がいた。
でも二人は別々の道を行き、今はそれぞれ幸せに暮らしてる。
その事を思い出して自分は関係無いのに悔しくて涙が止まらなかった。
人生においての最善の選択ってなんなんでしょう。
 この8月に東京芸術劇場で芝居「お気に召すまま」を観た。坂口健太郎と満島ひかりが主演のシェイクスピアのラブコメディである。そこそこ笑えて面白い芝居だったと記憶している。
 実物の坂口健太郎は背が高く肩幅が広くて腕も太い、いわゆる偉丈夫である。膂力溢れるその肉体から静かに放つエネルギーは、分厚い存在感となって舞台を支配していた。これほど肉体の印象と人物の印象が乖離している俳優も珍しい。
 そういう意味では本作品の、寛容で温厚だが生のエネルギーに満ちている主人公清隆を演じるのに最適の配役だったに違いない。リアリティのある、とてもいい演技をしていた。相手役であるもうひとりの主人公瞳子を演じた有村架純は「フォルトゥナの瞳」のときに比べて目に力があった。坂口健太郎に負けない、素晴らしい演技だった。

 子供が幼いうちに死んだ両親は子育ての苦しみを味わわない代わりに、子育ての喜びを味わうこともない。子供を引き取った人は子育ての苦しみと喜びの両方を引き継ぐ。いい人間に育ってくれたらそれだけで喜びになるだろうが、反社会的な人間になってしまったら、苦しみは何倍にもなる。自分の子育ては間違いだったのか。本作品では、育てた人と育てられた人の双方の視点が語られる。
 運命の女神は屡々残酷になる。登場人物たちの殆どが善人で、他人の立場に配慮し人の気持ちを思いやって、清く正しく美しく生きてきた。なのに悲惨な目に遭う。それはときに人災であり、ときに自然災害だ。
 しかし誰も、運命を呪うことも他人のせいにすることもなく、自暴自棄にもならない。ただ日常生活を淡々と、人との出逢いやふれあいを大切にしながら生きていく。別れもまた、出逢いと同じくらい大切な宝物だ。人は別れた人の思い出を大事に心の奥に仕舞い込む。
 島崎藤村の詩を思い出した。「惜別の歌」として広く知られているのでご存知の方もいるだろう。

わかれといへば むかしより
このひとのよの つねなるを
ながるるみづを ながむれば
ゆめはづかしき なみだかな

 人との出逢いに限らず、事故との出遭い、災害との出遭いは、運命と言うよりも偶然と縁起の為せる現象で、人知の及ばぬところである。恨んでも仕方のないことだ。人はいいことも悪いことも、楽しいことも苦しいことも、すべてを受け入れてただひたすら生きていく。
 本作品は人間をやさしく見守り、人生を力強く肯定する。人は泣き、人は笑う。出逢いがあれば必ず別れがある。そうやって人生が過ぎていく。観終わったあとも沢山のシーンが心に残っていて、瞳子の涙と笑顔がいくつもいくつも脳裏に浮かぶ。素晴らしい作品だと思う。
UTA

UTAの感想・評価

4.5
「生きる」って一言じゃ説明できない。この映画はそんな「生きる」に対して最高の脚本、ロケ地、撮影、キャストでひとつの答えを出している。たった2時間と少しで。嬉しいがあるから悲しいがあって悲しいがあるから嬉しいがあって、死ぬまでその繰り返し。「今」を生きるのはもちろん大切だけど「過去」「未来」どちらも自分の中に必ずあり続ける。忘れがちなその自覚を常に持って、「今」の不満ばかり漏らすような生き方はしないようにしようと思った。心に残る名作です。
ドラマをみてほしい
すみれ

すみれの感想・評価

5.0
WOWOWドラマをぎゅっとしたからテンポ速かったりドラマのあのシーンが良いのに!ってとこがカットされててちょいショック

音楽もキャストも脚本も素晴らしくて何考えてたのかなーってとこを文庫版で読むとこれまた泣ける

見終わってからタイトルが沁みる
ほんっっっっとに見てよかった
幸せなことと辛いこと
嬉しいことと悲しいこと

これの連続で人生が形成されてると
ものすごく思わせてくれる作品
2時間の中にみんなの人生が詰まってる

1本の映画の中に
辛いことと、幸せなことが
移り変わるように次々映されて
気持ちの整理が
追いつかなかったりしたけど
これが人生だなあってしみじみと感じた
辛いことだらけだけど、
その後にある楽しいことが
いつも救ってくれる

頑張りたい、頑張ろう
生きたい、生きようと
そっと背中を押してくれる作品
素晴らしかった

光石研さん演じるお父さんに
特にやられた、あれは反則
うどん

うどんの感想・評価

4.5
土浦セントラルシネマズまで足を運び、貸し切り状態で鑑賞しました。

自分の知らないところで色んな人生があるんだなってしんみりきました。

もう一度見たい、できれば空調管理がしっかりできているところで。笑