鉄生

マイルス・デイビス: クールの誕生の鉄生のレビュー・感想・評価

4.0
2020年11月19日 2作目 シアターキノにて鑑賞

COOL

その言葉につきる

偉大なるミュージシャン
唯一無二のトランペッター
ジャズという音楽の1ジャンルを芸術にまで高めた男

マイルス・デイヴィス

音楽に関しては間違いなく、天才
ヒト、としては間違いなく、クズ

彼のヒリつくような眼差しは何を視ていたのだろうか

未来の世界なのか
過去の世界なのか
創造することなのか
破壊することなのか

全身で音を奏で創造して
全身で音を奏で破壊する
現在作った音は
5分後には過去の音

彼の音楽をカテゴライズしてはならない
そんな事は明らかに愚の骨頂だ

なぜなら
彼は
マイルス・デイヴィスという音楽だからだ

創造神は
破壊神でもあったのだ
鉄生

鉄生