このレビューはネタバレを含みます
序盤★2.5 中盤★2 終盤★2.5
児童文学『ぼくとテスの秘密の七日間』が原作。
良い点
◯ひと夏の淡い恋の想い出と少年の成長物語として非常にまとまっている。
気になる点
●ギベリング(鱈のフライ)ラビゴットソースなる食べ物が気になる!😋
●突然のことなのにあっさりと受け入れるヒューホに拍子抜けで、この辺は児童文学らしさではある。
☆総評
ラッセ・ハルストレム監督作『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』を彷彿とさせる作風。
マイライフのイングマル少年と違ってこちらのサム少年は基本的には明るく、でも少しだけ“人生に憂い”を感じ“孤独”に慣れようと訓練する様は微笑ましいし、そんなサムとテスが織りなす物語もこの年齢でしか出せない趣きがある。
2021年263本目(+短編15本)