子供の頃に"死"というものは未知の恐怖であった。
両親や兄弟、親しい人たちが突如居なくなる喪失感とショックに備えるために、一人でいることに慣れる訓練をしようとする少年サムは、地球から絶滅した恐竜の気持ちに想いを馳せる変わった少年だ。
そんな彼がバカンス先で出会う風変わりな少女テス。
彼女の不審な行動に振り回されるテスなのだが…
ボーイ・ミーツ・ガールの初恋胸キュンネタをベースに、家族の繋がりや愛情のありかを描く今作。
失うことの恐怖から、関わりを薄くするよりも、沢山の共に過ごした思い出をつくることが大切なんだよね。
恐竜よりも、気の良いじーちゃんが教えてくれたことだと思うけど。
なんか、ホンワカと温かい気持ちになる映画でした。