サムカワ

i-新聞記者ドキュメント-のサムカワのレビュー・感想・評価

4.8
東京国際映画祭にてプレミア上映

実は森監督の初シネコン映画ってんだから驚き。

ドラマ映画版の『新聞記者』を観たあとだと、よりこれが現実に起こってることなんだ感が強くて怖いし苛立つし、なにより面白い。


わからないから質問する。とか、おかしいから追求する。とか
やってることは本来当たり前なことのはずなのに揶揄されたり、除け者にされたり、逆に賞賛されたりっていう、出る杭が良くも悪くも稀有なことになっちゃってるのが苦しいし、
その同調圧力的なものが今後どうなっていってしまうのか…ってのが本作のラストに示唆されるものも含めて恐ろしい……


だからこそこういう映画がちゃんと公開されて、多くの人に観られてほしいなと。
映画を作る意味があるなと思いました。
サムカワ

サムカワ