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きっと、またあえるのtaiのレビュー・感想・評価

きっと、またあえる(2019年製作の映画)
3.8
久し振りのインド映画。
学歴社会のインド、インドは自殺率が高いということを「きっと、うまくいく」を観て知った。
その裏には教育の競争社会があって、生まれたときからエンジニアか医者になることを望まれている。息子のラーガヴも受験に失敗し、プレッシャーにつぶされて衝動的に自殺を選んだ。
脳に損傷を受け、意識不明の友人の子供を励ますため学生時代の仲間達が皆集まった。そして自分達のエピソードと仲間との絆を語り始め励まし続けた。

大学寮対抗のスポーツイベントGC優勝するまで手段を選ばない。
下品な言葉(XXピー)を使かって相手を混乱させたり、ずるい作戦のオンパレードで勉強もしないで何してるんだ😅
コメディ要素も多く、仲間意識がいい。
しかし、カバディはよく解らん😂

父親は受験に失敗しても逃げ道を作ってあげられなかった、成功したときのことしか話さなかったことが息子を追い詰めたと自分を責めた。
失敗した人が負け犬になるわけではない、努力したかどうかが大事。負けて得るものもある。インド映画の温かさを再認識した。

エンドロールまで、お決まりの歌と躍りがなかった。インド映画も変わったのかと思いきや…最後は歌と躍りで締まった。良かった。😂
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