このレビューはネタバレを含みます
「きっと、うまくいく」みたいなテイストを匂わせてくるけど、果たして内容は?
似ている要素は確かに多い。
舞台や時系列を遡る手法、インド映画はこのパターンがそもそも多いのだけど。
だからこそ比較してしまいがちなシーンもちらほら、結果的には印象に残りにくい内容に思えてしまった。
自殺を試みてしまうほど、落大という現実の重さが伝わったのは確か。
そこまではシリアスでどう展開するのかなと気になったけど、お馴染みのコメディに切り替わると個性が薄れたなって感じ。
感動もできるけど、そこに至るまでの繋ぎがどうしても全体的に弱々しい。
滑ってるのも気になる。
同じ監督の作品なら「ダンガル きっと、つよくなる」は素晴らしかったけど、この作品は合わなかった。
「きっと」が付けば何でも面白くなるわけじゃ無いよね。