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リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズのzhiyangのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「朝ジョギングするのが気持ちよくて、飲みに誘われても断るんだよね」的な老け込んだこと言うリアム・ギャラガーは見たくない! いや、リアムなら別にそれはそれで愛嬌もある気がする! とか思っていたら最後に「どう記憶されたい? 来た、見た、勝った、そして失せろと言った男」「稲妻が光ったと思ったら睨みつける。そうしたら雷が引き返す。まるで聖書だ」とか言っちゃって、本当にファンサービスが旺盛だなと思いました。あとクリス・マーティンに悪口を謝ったら面白いから続けてよとか言われてて可愛い。

「ノエルは音楽を過大評価して、リアムを過小評価した」的な評が出てくるけど、たしかに曲はノエルの方が良くても生で見たいのはリアムな気もする。ドキュメンタリーにして映えるのも。私生活が荒れて兄貴(ノエルではない)と行ったアイルランドのパブで誰かに渡されたギターで弾き語る映像がSNSに流れるだけでグッとくるやつはなかなかいない。最後のロックスターは言い得て妙かも。
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