「シャイニング 北米公開版」(デジタル・リマスター版)をTOHO日本橋で鑑賞。劇場鑑賞は初。通算4回目。
劇場で観ると、不安を煽る劇伴が冴えており、音響面は満足。
ジャック・ニコルソンの顔芸演技はトラウマ級の怖さであり、忘れたくても忘れられない。
北米版収録のダニー少年が見るTVドラマ「思い出の夏」シーンはキューブリック監督なりの正反対ギャグにも見える。
ステディカム、シンメトリーな左右対称構図、見る者の感情移入を許さない撮影技術等はやはり素晴らしい。
オーバールックホテルに棲みつく、ネイティブ・アメリカン(インディアン)の怨霊が米国人のトラウマとして響くよう作ったホラー映画だが、何回か見てると、その怖さは今ひとつピンと来ないのが正直な感想である