思ってた感じと違いすぎてびっくりした…
映像も音楽も物語も美しい作品
台詞で多くの事を語られないのに、映像と音楽で伝えたい事を伝えてた
前半と後半で主人公が変わる脚本と、ぐるぐると回るカメラワークがとても印象的だった
幸せだけど、どこかぎこちなく表面的にしか繋がりがない家族に、衝撃的な事件が起こる
その衝撃は波紋のように広がっていき、家族がバラバラになってしまうのとても辛かった…
でも波が帰ってくるようにゆっくりと家族がまた再生し始める様子が素敵だし、妹のスマホのメッセージの画面からわかるのが今っぽいなと思った
えっA24なの？ってまた身構えて見てしまったのもあるけど、てっきりラブストーリーを全面に押し出した作品だと思ってたから正直驚きの方が大きかった…
ポスターやサムネはとっても青春感あったからね🤔
兄の行動を音楽に乗せて毒々しく描く所がA24だな〜って思いながら見てた🫠笑
途中チカチカするシーンに目がやられそうになったけど、全体的に色使いが本当に美しくて好みだった！
照明やパトカーの赤や青が目に残ってる状態で、日常の場面に戻されるから、嫌な事が頭の隅にあるような感覚をみてる側にも体感させるのが個人的にゾワっとした…
