フロリダの空と海、そして主人公の兄妹の感情を表す色の映像が美しかったです。
観終わって思ったのは、憎むことよりも、最後は愛で包むことが重要なのかなぁとボンヤリと思いました。
冒頭のいったいどう撮ってるの？と思わせる車内で360度回転する映像ですよ…
そこから黒人家族(父、母、兄、妹)の兄のタイラーを主人公とするパートがスタート。
裕福な家庭、可愛い恋人、充実する部活動(レスリング部)とリア充な日々から一転、痛めた肩をきっかけに、レスリングでは負け、父親からの半端ないプレッシャー(父親役の人のギラギラしてる威圧感半端ない)、そして恋人は妊娠…最悪な結末にはあんぐりとした前半でした。
後半は兄の事件のせいで孤独に落ちてしまった妹のエイミーのパートがスタート…
画面の雰囲気が突然変わるのは良い演出。
良き男のルーカス・ヘッジスが現れて、エイミーを救う感じになっていく…
心が離れ離れになっていた家族が最後は愛のちからで纏まったような気がしましたね。
