トラきち

WAVES/ウェイブスのトラきちのレビュー・感想・評価

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)
4.0
A24にハズレ無し!ということでずっと観たいと思っていた今作、やっと観ました。
いきなりフィルマさんの見慣れたロゴがドーン!と出てきてビックリしました(笑)
家族の崩壊と再生への微かな希望がテーマでしょうか。
妹ちゃんパートが圧倒的に良かったので、お兄ちゃんパートにはあえてレビュー触れません(笑)。
そのお兄ちゃんパートでは全く目立たなく地味に潜んでいたのに、交代した途端、急にキャラ、芝居が立った!コレはスゴイ!と思いました。演出もあったのでしょうが、演じたテイラーラッセルがスゴイんだと思います。そして安定のルーカスヘッジズ。めちゃくちゃいいヤツ。出会いのきっかけのぶつかる所とか、初めて話しかける時の、遠くから歩いてくる様子の芝居がめちゃくちゃ上手い!やっぱ違うねぇ、というか妙なこなれ感(笑)も感じました。まだ23歳なのにねぇ(苦笑)。鑑賞した帰りに思ったのが、ルークの役割は、所謂マジカル・ニグロの逆、white savior(白人の救世主)なのかなぁということ。
お兄ちゃんパートのスジが転び出すところから画角が変わる。結構わかりやすいと言っちゃあ、わかりやすい。その後もエミリーの心情に合わせ変わっていく。なので劇場で観た方が良いです。
あと思ったのが、妹ちゃんパートでは、お兄ちゃんの顔は映さないほうがより効果的だったのでは、ということ。映しても後ろ姿かシルエットまで、みたいな。
プレイリストムービー、というのはちょっとハードルが上がってしまったかなぁと。よっぽど洋楽全般を追いかけていないとちょっとキビシイ。それよりも色彩設計や360°カメラとか、そちらで推したほうが良かったかと思います。
それでも妹ちゃん、エミリー役のテイラーラッセルを発見できたのが自分的にはとても良かったです。