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WAVES/ウェイブスのkazataのレビュー・感想・評価

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)
3.0
『アルプススタンドのはしの方』と同日鑑賞だったので、思いがけず日米の高校生青春映画のハシゴ鑑賞となりました。
(全く逆の青春映画だけども…笑)

撮影&画面サイズで遊ぶ"映像センス見せつけ系映画"かと思いきや、意外とフリ&オチがちゃんとしていて論理的な演出がなされているので、とっても好感持てました!
(例えば、教会のシーンでLoveとHateの話をしている時に兄貴が寝てるという"フリ"がちゃんとある件とか、兄貴パートと妹パートでショット単位で反復構造になっていたりとか…)

ぶっちゃけ、前半部の兄貴の悪夢展開は典型的な破滅パターンで見飽きた感じだし、ギャスパー・ノエの『CLIMAX』なんかを見ちゃった後だと描写も全然物足りないんだけども……妹ちゃんが出てくる後半部はルーカス・ヘッジズくんのおかげもあって見応え十分でした!
(ルーカスくんの父親の件は、後の兄妹の再会を期待させるいい展開だったし…)
(ルーカスくんと兄貴のエピソードがもうちょっとオンで描かれていたらよかったのに…)
(でも希望を感じられる展開で良き!)


で、何やら"プレイリスト・ムービー"(楽曲先行で撮影していく…)と言われているとかいないとか……ただ、そのプレイリストが個人的に刺さらなくて、(全体的にセンチメンタルに寄りすぎじゃ…)まぁこの辺りは趣味の問題だから仕方ないんだろうけど、音楽的にはイマイチ乗り切れないまま終わってしまいました。
(ドライブする時とかに、全く趣味の合わないプレイリストを延々と聞かされるのって結構シンドイんだよな…)
("この曲聴かせたい欲"が勝ってしまって無駄に上映尺が伸びてるのも問題だよね…)
(プレイリスト・ムービーなら個人的に『ベイビー・ドライバー』の方が好きかな)