Our Friend／アワー・フレンドのくまやまのレビュー・感想・評価

どうしたって胸が締めつけられる状況を押し付けがましくなく、良いことも悪いこともそっと寄り添うように描くトーンはまさに"Our Friend"ことデインの佇まいのようだった。「感動作」みたいな陳腐なカテゴライズに決して屈しない名作。

ストレージ不足のためこの何ヶ月かiPhoneのバックアップを放ったらかしてたんだけど、この映画を観終わってからすぐに「家族の大切な瞬間の記録に金をケチってる場合かよ！」と即ストレージプランを変更した。映画ってやつには現実を後押しするパワーがあると改めて感じた。