Jorn

ストゥリー 女に呪われた町のJornのレビュー・感想・評価

5.0
ホラーとコメディの化学反応が素晴らしい
新しい形のホラーだな、と思った
アパルシャクティ君(アーユシュマーン・クラーナーの実弟です)が本当にいいキャラクターしてるので大好き
たれ目がいつも以上に垂れている
プロデュースと脚本に「インド・オブ・ザ・デッド」のクリシュナ.D.Kが関わっており、とても期待していたら案の定のヒット

あるドゥルガープジャの夜、町の人気テーラー(見ただけでサイズが分かる天才)であるヴィッキーは不思議な雰囲気の少女に出会う
後日、少女はヴィッキーに服を仕立てて欲しいと願う
ミステリアスで可愛いその少女に惹かれるヴィッキーだが、彼以外、小さな町であるにも関わらずその少女を知る者はおらず、見たことも無いという
同時期、町ではストリー(インドの怪談話の1つである幽霊)が徘徊して、男性を次々と攫って行く事件が起きていた
家々の壁に書かれる呪いの言葉「Streeよ、明日来い」、その言葉が霞んだり、途切れた家々では容赦なく男性が連れ去られる
ヴィッキーは自分以外誰も知らないその少女こそがStreeではないかと疑い始める…

怖いのに、笑ってしまう
怖いのに、切ない
ヒンディー語映画ではあまり無かったタイプの作品で、ヒロインを演じるシュラッダーちゃんもこれで久々の大ヒットになった
これが日本でスクリーン上映されたら嬉しいなぁと思う
ディスク販売もしてくれたら本当に嬉しい
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