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大奥のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

大奥(2006年製作の映画)
4.0
時は江戸幕府7代将軍家継の時代、天下泰平のこの時代にも、幕府内部では熾烈な権力争いがおこなわれていた。2代にわたり将軍家に仕えて権勢を誇る側用人間部詮房と老中たちの対立が表面化し、一方大奥でも先代将軍家宣の正室天英院と側室で家継の生母である月光院の対立が激しさを増していた。大奥総取締に就任した絵島は月光院の信任を得ており、その働きぶりは大奥で評判となるが、同時に月光院と対立する天英院派の反発を買うことになる。彼らは老中たちと手を組み、間部と月光院の排斥を画策していた。
そんな折、寺社詣の帰り道に歌舞伎観劇で、看板役者生島新五郎と出会い惹かれるが、やがて彼らは江戸の大火を契機とした巨大な陰謀に巻き込まれていく。
フジテレビ系で放映された「大奥」の集大成で映画版。
側用人・間部&月光院派と天英院派の女同士の抗争が女性特有ないじわるやイヤミの応酬そしてスキャンダル合戦、男性に恋をしたことがなかった絵島と最初は企みを持って絵島に近づくけど本気に恋に落ちる生島の純愛と間部&月光院の身分違いの恋の対比、仲間由紀恵や井川遥や高島礼子など様々な美人の魅力、西島秀俊や北村一輝などイケメンの魅力、ロマンチックな時代劇映画の佳作。
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