らんらん

大奥のらんらんのレビュー・感想・評価

大奥(2006年製作の映画)
3.5
時は徳川家継の治世、幼年の将軍に代わり政を任される間部詮房(及川光博)、大奥では生母月光院(井川遥)と先代正室天英院(高島礼子)の対立など様々な人物、思惑入り乱れる中で起こる絵島生島事件をメインに描く時代劇作品

豪華キャストで、描かれる世界、衣装やセット、景色までも華やかで美しい作品
ストーリー自体は安っぽくてそれなりだけど、それをこの規模でやられちゃうと許せちゃうみたいな、それぐらい大作風、エンターテイメントしてるなと思った

そういえば当時毎年のように大奥のドラマやっていて流行ってましたねー、その集大成的な作品らしく何かと(特別出演)の方も多く、一種のオールスター映画に当たるのかもしれない

クライマックスの芝居小屋の火事のシーンでのBGM、久しぶりに聞いてなんか盛り上がりました、まさに色んなものが燃え上がるみたいな面白い演出

特に話が面白いとか誰が良かったとかはないんだけど、それでもその意気込み、熱量みたいなのが感じられて、それなりの収穫はあったかなと
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