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任侠東海道のhummingbirdのレビュー・感想・評価

任侠東海道(1958年製作の映画)
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千恵蔵が次郎長を演じる、オールスターシリーズの2作目。1作目とは少し俳優が変わっている。

悪い親分たちに、月形、進藤英太郎、山形勲、薄田研二、吉田義男という東映の悪役たちが揃い踏みしていてすごく豪華。特に進藤英太郎と山形勲が同じグループ、並んでる場面まであるのはレア。

事件を起こした3人組は、小沢英太郎、富田仲次郎(あと1人は分からない)、多分東映専属ではない悪役俳優。

前作はスタンダードでこちらはシネスコのせいか、横長を意識した作り。この監督にしてはいつもよりカット割が多くて、とても丁寧。右太衛門は人を斬った後にも動いて、ポーズを入れる。東千代之介と加賀邦男が踊る場面が楽しい。当時の若手俳優の人気の度合いも分かる。
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