喜連川風連

ランチメイト症候群の喜連川風連のレビュー・感想・評価

ランチメイト症候群(2018年製作の映画)
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女子高生の極々私的な内面を映し出す。

おばあちゃんが作ってくれた古ぼけた弁当を友達にいじられ、みんなの前で弁当が食べられなくなり、トイレでご飯を食べるようになる話。トイレで弁当食べる演出は2014年残響のテロルでも見られ、なんら珍しくない。

若年期特有の自意識の切り取り、そこからの脱皮。

ラストシーンの尻切れとんぼ感は否めないものの、丁寧な作り込みに見入る。
ただ、こうしたスクールカーストや女子高生ものは自主制作映画の中では食傷気味。簡単に言えばありがちな話題と設定。

ヒロインの女の子の佇まいすき。
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