ラーチャえだまめ

ガンズ・アキンボのラーチャえだまめのレビュー・感想・評価

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)
3.5
『アキンボのオ◯ンポが赤ん坊……だと?』





エクスペクト、、、、パトローナあああああああああム!!!!とかつて光る杖を振り回した天下の魔法使いも今やそのイメージから抜け出したいあまり無精ヒゲを生やし角を生やし挙句の果てにゾンビに成り果て大絶賛“キャラ迷走中”のレッテルを貼られてしまった我らがダニエル・ラドクリフ氏がついに?杖から“アキンボ(2丁拳銃)”に持ち替えただけなんて言わせてたまるかってーの??またしてもとんでもクライシスにぶっ飛びクライシスしてしまったらしい「ガンズ・アキンボ」!!!


これはアレか「グラフィックノベル原作か?」ってなくらい“ビジュアルが全て”と言っても過言ではない??「勢い」と「ノリ」と「画力」だけで成立しているかのような、まさにそんなYOASOBIならぬ“OASOBI”フルスロットルな映画なんですよねー。もう“スキズム”とかいう視聴者参加型デスゲームみたいなのがティックトック並に世間様で流行りまくってるぶっ飛んだ近未来ってだけでももう小っちゃいことは気にすんな、ほれワカチコワカチコ〜♫と“触れてはいけない”「面白きゃそれでいいじゃん!!」みたいな??



「敵と戦闘中ハンマー持ったらMCハマーの曲が流れる」



アクションシーンの数は多いのですが強いて言えばもう少しニックス以外の殺し屋たちも登場してほしかったかなー。そして物語の“スジ”的なものもあるようでほぼ“ない”と言っていいでしょう。より過激さを求める視聴者やSNS社会に対する皮肉であったりゲーム中毒者へのアンチテーゼといったものもない「この方がカッコいい終わり方でしょ」的なラストにもそこまで意味があるとは思えない。ゆえにこれは完全に人を選ぶ映画です。人によっては「若くて見れない」と嫌悪感を抱く人もいると思います。しかしそんなきゃりーぱみゅぱみゅが原宿でマカヴォイするようなポップな世界観に「ハマればとことんハマる」まさにゲーム並の“中毒性”を孕んでいるそんな映画だと思いますねー。




↓ブログにも感想書きました↓
https://edamamemamade.wixsite.com/edamame-movieimpact
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