最近なんだかスカッとするアクション映画に飢えているのでリハビリ的に鑑賞（次にこの手のジャンルを観れるのは『21ブリッジ』か『名探偵コナン 緋色の弾丸』くらいだし、本作も明日からの『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で上映回数めちゃくちゃ減るので…）
舞台設定がどこだかいまいちよくわからないけど（具体的な地名をわざと出していないのかは謎）ひたすら治安が悪い世界観に乱射される銃たち、躊躇いなく何もこの人まで殺さなくても…と言う人々が次々と殺されまくるプロットはB級アクションとしてはハードルを華麗にクリア。ダニエル・ラドクリフの演技力と第二の主役ニックス役のサマラ・ウィーヴィングのヴィジュアルとキャラクターの強さで設定勝ちみたいなところがありミニマムなグロで抑えた95分。
途中の微グロなシーンは一瞬目をつぶりかけたし、プロットも若干大味かつ雑ではあるけれど、これでもかと乱射されまくる銃たち（リロードどうなってるんだ）にテンションが上がってしまったのでプラマイゼロにはならずちょいプラスくらい。あと主にアクションシーンで流れる劇中BGMがアゲで盛り上げてくれるし、序盤のオフィスでのアクションシーンで流れるYou Spin Me Round (Like a Record)は情景とマッチしていてふふっとなってしまった。エンドロール始めに流れる劇中の会話にもあったWhen The Shit Goes Downも良き。
