猫とフェレットと暮らす人

ガンズ・アキンボの猫とフェレットと暮らす人のネタバレレビュー・内容・結末

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

コミックみたいでイカれたアホ設定楽しくて、バチクソアクションかっこいい、映像もイケててノリで楽しめる、「いいね」いっぱいしたくなる、バイオレンスアクション映画。

冒頭は、カーチェイスでニックス・デグレイヴス(サマラ・ウィーヴィング)登場から始まり、主人公マイルズ・リー・ハリス(ダニエル・ラドクリフ)の2Dグラフィックアニメーションとポップに融合した描き方、気軽に見れて、イカれ具合が好きなやつ始まりました。

軽いテクノ系BGMと軽い音ハメのカット割り。いいね。

テクノ系というか、サイバーパンク系というか、凝った照明と映像の色味(カラーグレーディング)もオレンジ色が効いてて、いいね。

主人公マイルズが気絶させられて、起きる時グルグルカメラワークから、両手に銃がボルト止めでつけられてる(アキンボ=二丁拳銃)とか、ウケる。アホっぽくて、いいね。

2丁拳銃のおかげでドアもトイレも、難易度爆上げされてるやん。おバカな感じが、いいね。

バンバンぶっ放しながら追いかけてくるニックスのガンアクションといちいち主人公に話しかける緩急が凄い!いいね。
主人公マイルズが警官撃ってもうて、気遣うの、オタクでヨワヨワキャラなの、いいね。

主人公マイルズが警官に捕まって、ニックスは実は警官の娘で、って!?
え?その話してた警官、撃たれたよ!急展開で飽きさせないストーリー、いいね。

主人公マイルズがニックスに撃たれてからの巻き戻し表現が、いいね。
防弾チョッキで死んでないなんてわかっちゃいるけど、いいね。
何気に、さっき変な取引に遭遇して、マイルズがついに人を殺してしまって返り血浴びたから、服に血がついてるので、死体として成立して、運ばれる時バレないとか、ちゃんと凝ってる設定で、いいね。

そして、アジトに着いて、ニックスと協力ガンアクションのお祭りタイムが、いいね。

ニックスーーー!自爆シーンのスローモーションが効いてて、美しくて、いいね。

最後は、元彼女のノヴァ・アレクサンダー(ナターシャ・リュー・ボルディッゾ)がマイルスを主人公にしたコミックを描いてくれてて、いいね。

まだまだ、いっぱい「いいね」なところあったけど、全部に「いいね」は無理ゲーです。